海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】同じ浜辺に打ち上がった2隻の“幽霊船” 不気味な姿が観光客を集める(ペルー)

南米ペルーで今年10月、錨が外れて港から海へ流れてしまった1隻の船が、2日後に浜辺へ打ち上がった。この漂流船を取り戻すために別の船が海へ出ていたが、故障によりコントロールを失い、約2か月後に同じ浜辺に打ち上がったという。約2か月という短期間で、偶然にも同じ場所に無人の船が2隻も打ち上がったという奇妙なニュースは地元で話題を呼び、多くの観光客が集まっていると、英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。

乗組員のいない2隻の“幽霊船”は、ペルーの首都リマの北部に位置する浜辺、プラヤ・ベンタニージャに打ち上がった。最初の船は“ゲレロ(Guerrero)”というはしけ船で今年10月、リマ沖に位置するサン・ロレンソ島の港に停泊していたが、錨が切れて海に流されてしまい、行方不明という報告が上がっていた。しかし2日後、同浜辺に流れ着いているのを発見された。

そして2隻目の船は、“クアン・タム(Quan Tum)”という船名で、この船は大型船などをロープでけん引するためのタグボートだった。クアン・タムはゲレロを発見、回収するために出航したものの、技術上のトラブルが発生してコントロールができなくなった。そして奇妙なことに、クアン・タムもゲレロが流れ着いた浜辺に漂着した。

行方不明となった最初の船を捜すため、別の船をけん引できるタグボートが海へ出た。しかし2か月後、最初の船が打ち上がった浜辺と同じ場所に流れ着いた(画像は『Metro 2023年12月9日付「Two mystery ‘ghost ships’ wash up on beach and tourists start climbing on them」(Picture: Jam Press)』のスクリーンショット)

ゲレロが流れ着いてからの約2か月間、打ち上がった大きな錆びた船を一目見ようと、多くの地元民や観光客が集まった。中には、船に登って船内を探検し始めた人もいたが、安全に関する懸念から船に近づかないように警告が出された。

打ち上がったのは大きなはしけ船で、多数の観光客が一目見ようと集まり、一部の観光客が船に登って内部を探検し始めた(画像は『Metro 2023年12月9日付「Two mystery ‘ghost ships’ wash up on beach and tourists start climbing on them」(Picture: Jam Press)』のスクリーンショット)

同船の内部に入ったというインフルエンサーのソイ・DJさん(Soy DJ)は、「登るのはとても難しいです。古びたタイヤを使ってようやく登りました。甲板には小部屋がいくつかありますが、すべて錆びついていました。何もかもが汚れている状態でしたね」と船のひどい状況を説明し、

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