海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】プロポーズの2週間後に失くした婚約指輪、Facebookを通じて持ち主のもとへ戻る(米)<動画あり>

間もなくしてコティ・ウォーレンさん(Coty Warren)という男性から電話があったという。

コティさんはベイリーさんと同じ休憩所に立ち寄った際、男性用トイレが清掃中だったため多目的トイレを使用した。そして手を洗っていた時、カウンターの上に指輪が置いてあるのを発見したそうだ。

「あまりに大きくて豪華な指輪だったので、最初は本物のダイヤではなくファッションジュエリーだと思いました。指輪を忘れた人がいないか捜しましたが誰もおらず、そこで働く従業員もいなかったので、そのまま持ち帰ることにしたのです。自分の指輪を失くしたまま放っておく人はいないと思ったし、それに小さな町に住んでいるのだから持ち主に出会えることもあるだろうと思い、自宅で保管していたのです。」

そのように語ったコティさんは、指輪を発見した翌日に偶然、ベイリーさんの投稿を見つけて連絡した。

その日は一日中、偽の電話を受け取っていたベイリーさんだったが、コティさんから指輪の詳細と見つけた場所を聞いた時には胸を撫で下ろしたという。

その後、無事に指輪を受け取ることができたベイリーさんは、Facebookに記載した報奨金1000ドル(約14万2000円)をコティさんに差し出したが、彼は「もし同じ状況に自分が置かれたら、誰かが自分のために同じことをしてくれることを願い、祈るでしょう。他の人に良い行いをすれば、巡り巡って10倍になって自分に返ってくると思っています」と述べ、受け取りを拒否したそうだ。

ベイリーさんはこの体験を通じて、指輪を捜すのを手伝ってくれた人々、理解してくれた婚約者、そして指輪を返してくれた人の優しさに感謝しているとして、次のように話している。

「協力してくれた全ての人に感謝しています。私は地域社会の支援とFacebookを少し過小評価していたと思います。まさかそれが救いになるなんて、思いもしませんでした。今は指輪が戻ってきて本当に幸せで、起きたこと全てに後悔はありません。この出来事を通じて多くのことを学ぶことができたし、それを人に伝える立場になれた気がするのです。」

恋人のプロポーズから2週間後に婚約指輪を失くしたベイリーさん。「今は指輪が戻ってきて本当に幸せ」と話している(画像は『USA TODAY 2023年12月19日付「She left her new engagement ring in a rest stop bathroom. Then, a stranger saw her Facebook post.」(Courtesy Of Bailey Davis)』のスクリーンショット)

なおテックインサイト編集部ではベイリーさんに、「指輪を捜す過程で、特に印象に残っていること」「今回の出来事に関して、婚約者はどのように言っているか」などをうかがうべく取材を申し入れている。

画像は『Bailey Davis 2023年12月5日付Facebook「Found my ring!!」』『USA TODAY 2023年12月19日付「She left her new engagement ring in a rest stop bathroom. Then, a stranger saw her Facebook post.」(Courtesy Of Bailey Davis)』『Hampton Beach Residents & Friends / Francesca Renee 2022年8月6日付Facebook「****update!!!!」』『Edinburgh News 2021年10月19日付「Edinburgh couple reunited with wedding ring lost on Hebridean beach」』『Rachel Louise Avellanet 2021年10月9日付Facebook「This guy right here (Kev) is an absolute hero.」』『New York Post 2022年12月28日付「Couple find lost diamond engagement ring ― in their toilet ― after 21 years」(WFLA)』『BBC 2022年3月5日付「Jersey woman reunited with wedding ring after 60 years」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

米ニューハンプシャー州のビーチで2022年8月、曾祖母から譲り受けた大切な指輪を紛失してしまった女性。地元のFacebookグループで協力を求めたところ、指輪は地元住民により発見された(画像は『Hampton Beach Residents & Friends / Francesca Renee 2022年8月6日付Facebook「****update!!!!」』のスクリーンショット)

スコットランドのビーチで2021年9月、海水浴をしていた男性が結婚指輪を失くしてSNSに助けを求めた。すると地元の金属探知の専門家が協力し、指輪を見つけてくれたという(画像は『Edinburgh News 2021年10月19日付「Edinburgh couple reunited with wedding ring lost on Hebridean beach」』のスクリーンショット)

英ベリーにあるショッピングモールのカフェで2021年、ある女性が大切な結婚指輪を落としてしまった。するとビルメンテナンス作業員が水道管の泥をかき分けて見つけ出してくれたという(画像は『Rachel Louise Avellanet 2021年10月9日付Facebook「This guy right here (Kev) is an absolute hero.」』のスクリーンショット)

米フロリダ州の女性は2002年頃、ダイヤモンドの婚約指輪を失くしてしまった。しかし2022年11月、トイレ工事を依頼した配管工が便器に詰まっていた指輪を見つけたという(画像は『New York Post 2022年12月28日付「Couple find lost diamond engagement ring ― in their toilet ― after 21 years」(WFLA)』のスクリーンショット)

英チャンネル諸島のジャージー島で暮らす女性は2022年3月、60年以上前に紛失した結婚指輪が見つかる。指輪は当時住んでいた家の敷地にあったという(画像は『BBC 2022年3月5日付「Jersey woman reunited with wedding ring after 60 years」』のスクリーンショット)

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