![ネズミに50か所以上噛まれた生後6か月の男児、手指先を食いちぎられる重傷(米)](https://japan.techinsight.jp/wp-content/uploads/2023/09/house230923-220x195.jpg)
高値で取引されることから“海のお宝”と呼ばれたり、水より比重が小さく海面に浮くため“浮かぶ金塊”という別名も持つ。
「見たことはありませんでしたが、アンバーグリスが何であるのかは知っていました」と話すパトリックさんは、貴重なお宝の可能性があるその塊を自宅へ持ち帰り、重さをはかると5.5オンス(約156グラム)だった。2020年11月にはタイの浜辺で、重さ約100キロの巨大な龍涎香が発見されていたこともあったが、パトリックさんが見つけたものはそれほど大きなものではなかった。しかし、約100キロの龍涎香には3億円以上での購入希望者が現れたこともあり、小さなものでも高値で取引される可能性が高い。
龍涎香であるかの簡単なテストとして、熱した針を表面に当てるとその部位が溶け出すというものがある。パトリックさんも試してみたところ、しっかりと表面が溶け出し、龍涎香であると確信した。パトリックさんは周囲の人から勧められ、グラスゴー大学(Glasgow University)へ発見した龍涎香を持っていき、本格的なテストをしてもらおうと考えているという。
パトリックさんは、「私はいつも浜辺にいますし、どこへ行くにも愛犬と一緒なので、今ではいつも龍涎香を探していますよ」と話しているが、現時点で発見した龍涎香をどこかへ売ったりするのかなど、今後のことはまだ決めていないそうだ。
画像は『New York Post 2023年10月13日付「Fisherman’s dog finds whale vomit possibly worth millions: ‘Treasure of the sea’」(James – stock.adobe.com)(Patrick Williamson / SWNS)』『The Sun 2020年11月30日付「MOBY SICK Penniless fisherman finds ‘world’s largest-ever’ blob of whale vomit worth £2.4MILLION because it’s used in perfume」(Credit: ViralPress)、2021年10月5日付「WHALE I’LL BE DAMNED Fisherman set to scoop £1millon after finding huge lump of rare ‘whale vomit’ washed up on Thai beach」(Credit: ViralPress)』『The Guardian 2023年7月4日付「Pathologist finds €500,000 ‘floating gold’ in dead whale in Canary Islands」(Photograph: Universidad de Las Palmas de Gran Canaria)』『The National 2021年2月16日付「Million-dollar belch: Yemeni fishermen celebrate whale vomit find」(Ali Mahmood for The National)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)