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writer : kanna

【海外発!Breaking News】地元に伝わる伝説の生き物か? 裏庭に現れたナゾの動物に住民騒然(米)

地元の人々に助けを求めた。

そして米テキサス州のニュースメディア『KENS』のインタビューに応じたティナさんは、「チュパカブラだというコメントがありました」と笑いながら明かした。チュパカブラは、家畜や人間を襲い血液を吸うと言われ、主に中南米でよく目撃される未確認動物(UMA)だ。

ほかにも、「コヨーテと犬を掛け合わせたもの」「ディンゴとの雑種」「ハイエナみたいだ!」「コヨーテにしては、筋骨隆々で背が高い」「お腹を空かせたマウンテンライオンに見えるね、しっぽが長すぎるから犬とは思えない」などと住民らは写真をもとにあれこれ推理し、一日で100件もの意見があがったという。

謎の動物は大型犬やコヨーテ、あるいは南北アメリカ大陸に分布する大型ネコ科マウントライオンのようでもあるが、それぞれの特徴とは合わない部分もあり、交雑種や皮膚疾患の可能性が高いそうだ(画像は『Chron 2023年8月18日付「Chupacabra? Weird animal found in Texas neighborhood baffles residents」(Tina Kahlig)』のスクリーンショット)

また興味深いことに、地元の伝説の生き物だという声もあった。

ヒル・カントリー・ビレッジ周辺には、年老いたマウンテンライオンが徘徊すると言われているのだが、『KENS』が地元自治体の担当者に確認したところ、伝説とされる動物はこれまで誰にも撮影されたことがなく、記録にもないという回答だった。

ティナさんから連絡を受けた動物学者は、これはニューギニア島で発見された、非常に珍しい古代の系統の犬種であるニューギニア・シンギング・ドッグである可能性が高いと考えている。『KENS』が検証を依頼したサンアントニオ動物園の哺乳類ディレクター、レイチェル・マルスタッフ氏(Rachel Malstaff)は、写真から犬かコヨーテのようだと推測しており、同園の獣医師も同意して、おそらく皮膚に問題を抱えた犬であると述べた。

また地元自治体と『KENS』は、それぞれテキサス狩猟監視員協会(Texas Game Warden Association)に連絡を取り、返答を待っているところだという。

皮膚病の犬か、伝説のマウンテンライオンや絶滅寸前の野犬か―テキサス狩猟監視員協会からの早い返答が待ち望まれる。

ちなみに米フロリダ州では昨年、“大きな耳に毛のない全身灰色をした謎の動物”が街中で目撃され、その正体をめぐってネット上では様々な憶測が飛び交った。

画像は『Chron 2023年8月18日付「Chupacabra? Weird animal found in Texas neighborhood baffles residents」(Tina Kahlig)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

不鮮明ではあるが、頭部の様子が分かる貴重な画像。長い尻尾、大きな耳、太い首。この動物はいったい何なのだろうか(画像は『Chron 2023年8月18日付「Chupacabra? Weird animal found in Texas neighborhood baffles residents」(Tina Kahlig)』のスクリーンショット)

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