海外発!Breaking News

writer : kanna

【海外発!Breaking News】空港が冠水で降機できず、地下鉄駅には激流が 独フランクフルト大洪水<動画あり>

乗客1000人以上がこの混乱の影響を受けたと推定されている。同国で最も利用客が多く、欧州の主要ハブ空港であるフランクフルト国際空港は現在、夏休みで利用者のピークを迎えており大混乱となった。一部の乗客はキャンプ用ベッドで寝たが、多くは空港ホテルで夜を過ごした。フランクフルト市内でも、市の消防士は嵐に関連する500件以上の通報に対応し、350以上の建物が水に浸かり、17本の倒木が発生した。

気象学者らの観測によると、ヘッセン州内では1時間に2万5000回以上の落雷を記録し、時速81キロの強風が発生した地域もあったという。

動画を見た人々からは、こんな声が寄せられた。

「うわー、フランクフルト・アム・マインでこんなの初めて見た」
「オーマイガー!」
「とてもひどい。本当に世も末だ」
「昨日は怖かったです。ザクセンハウゼンでは、車はどれも水没してしまいました」
「いいや、これは気候変動とは関係ないよ。建設計画が間違っていたんだ。あちこちの小川の支流を塞いでしまえば、水は広がることができなくなって、道路やトンネルを流れていくんだ」

また、フランクフルトの公共エリアの汚さを揶揄して「フランクフルトの街路のあらゆる汚れに対する最終的な解決策だ」などというコメントも多く見られた。

この夏のヨーロッパは、ドイツやイタリアの一部で洪水が発生するなか、スペインやフランスなどは熱波と山火事が襲い、各地が異常気象に見舞われている。

ちなみにブラジルでは昨年、太平洋沿岸のペルナンブコ州で洪水に見舞われたある民家の玄関に、野生のイルカが人間を恐れることなくやって来たそうだ

画像は『The Weather Channel 2023年8月17日付「Frankfurt Airport Flooding Strands More Than 1,000 Passengers」』『Fatih 2023年8月16日付Twitter「Burası İstanbul olsa beğenirdiniz, ama burası malesef Frankfurt 16.08.2023」』『ffm.aktuell 2023年8月17日付Instagram「In der vergangenen Nacht ereigneten sich in Frankfurt am Main schwere Unwetter.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

フランクフルト南駅では、閉じられた地上階のガラスのドアがひび割れ、駅構内に浸水。水は滝のように激流となって落ちていった(画像は『ffm.aktuell 2023年8月17日付Instagram「In der vergangenen Nacht ereigneten sich in Frankfurt am Main schwere Unwetter.」』のスクリーンショット)

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