先日、米在住の女性が娘の部屋で、茶色い小さな粒が大量に落ちているのを発見した。害虫・害獣の仕業と考えた女性だったが、毎日部屋を掃除をしており、しかも引っ越してきたばかりでネズミが出るほど部屋が汚れていることは考えにくかった。害虫駆除業者に写真を見せて相談するも「こんなものは見たことがない」と言われる始末。そこでネットの力を借りようとFacebookに投稿してみると、すぐにその正体が判明し、予想外の結果に大笑いのコメントが殺到していると、英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。
謎の物体に頭を悩ませていたのは、米テキサス州西部スラトンに住むケリー・タリンさん(Kelli Tarin)だ。ある日、娘の部屋に入ると見慣れない物を発見し、思わず写真に撮った。部屋の片隅を撮影したその写真には、濃い茶色の粒状の物が大量に散らばる光景が写っていた。また他の場所でも同じように大量の粒が散乱していたという。
粒は乾燥してパリパリの状態で、ケリーさんは「コーヒーのかすにも、何かの種のようにも見えた」と振り返る。「害虫などによるものでは?」と疑ったケリーさんは、2つの害虫・害獣駆除業者に連絡して相談した。しかし写真を見た業者は「こんなものは今まで見たことがありません」と首を捻った。
正体が分からず気味の悪かったケリーさんは、家事に関するライフハックを共有するFacebookグループ「Homemaking Tips」に、「これが何なのか、ご存じの方はいますか?」と写真を投稿した。するとコメント欄には「ネズミのフンに見える」「干からびたウジ虫じゃない?」「これはシロアリが原因だね」など様々な見解が寄せられた。
農場で育ったケリーさんは、ネズミのフンがどんな見た目をしているのか知っていた。今回発見したものとは違っていたそうで、ネズミの可能性は排除された。その他にもゴキブリやコウモリとの指摘があったが、引っ越す直前にゴキブリの駆除スプレーを散布したことや、ケリーさんの住むテキサス州西部ではコウモリをあまり見かけることがない。また連絡した業者から「シロアリのフンとは違うようです」と言われていたため、シロアリの可能性も無くなった。
さらに、部屋が汚れていれば害虫や害獣の可能性も考えられるが、