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writer : kanna

【海外発!Breaking News】ペットのワラビー、米オクラホマの田舎でピョンピョン逃亡<動画あり>

おそらくは飼い犬が柵のゲートのところで遊んでいる時に留め金が外れてしまい、「そこから出ていっただろう」とギルさんは考えている。

ブランチャード市職員のダイアナ・ダニエルズさん(Diana Daniels)によると、ワラビーはカンガルーに似ているが小型で、攻撃性はほとんどないが、追い詰められるとキックすることもあるという。ギルさんも、ルーは内気だが「少し気難しいところがある」と語った。さらに、まだルーを飼い慣らす途中だったため「見つけても捕まえるのは難しいと思う」と話していた。

「捕まえるのは難しいけど、きっと捕まえられる」と、ギルさんは強い信念をもって有力な目撃情報を募った。1匹で人里離れた場所にいると、州内をうろつく野生のコヨーテの群れに襲われる可能性もあり、一刻も早い発見と捕獲を目指した。

ルーの失踪を報じるメディア。牧草地を飛び回るワラビーは愛らしいが、コヨーテや車など、柵の外には危険がいっぱいだ。早く飼い主のもとへ元気に帰ってほしかったが…(画像は『KFOR-TV 2023年7月6日付Facebook「It’s 8 o’clock, do you know where your joeys are?」』のスクリーンショット)

しかし現地時間8日午後3時ごろ、「ブランチャード市動物保護里親センター(City of Blanchard Animal Welfare and Adoption Center)」から残念な発表があった。

「行方不明だったワラビーのルーは、不運にも車にはねられて死亡しました。飼い主に哀悼の意を表します。」

懸命な捜索活動にもかかわらず、ルーはギルさんの家から3キロも離れていない、町はずれの小川「ウォルナット・クリーク(Walnut Creek)」に架かる橋のところで車にはねられてしまった。逃走から3日で幼いワラビーは天へ召されてしまい、変わり果てた姿でギルさんのもとに帰っていった。

柵を飛び出してからの数日間、ルーが怖い思いや心細い思いをすることなく、自由に飛び回る解放感を楽しんでいたことを願う。

画像は『KOKH-TV 2023年7月7日付「Roo, the pet wallaby, missing since Wednesday morning in Blanchard」』『KFOR-TV 2023年7月6日付Facebook「It’s 8 o’clock, do you know where your joeys are?」』『City of Blanchard Animal Welfare and Adoption Center 2023年7月8日付Facebook「The owner sent these to me, my heart has been heavy today and I never even met Roo but I know he was loved by his owner.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

ギルさんが木陰にルーのために立てた手製の十字架と墓標。ルーはそれほど遠くには行っていなかった。家から3キロほど南下した場所で車にはねられた(画像は『City of Blanchard Animal Welfare and Adoption Center 2023年7月8日付Facebook「The owner sent these to me, my heart has been heavy today and I never even met Roo but I know he was loved by his owner.」』のスクリーンショット)

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