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writer : ac

【海外発!Breaking News】犬の散歩中の69歳女性を襲ったワニ、遺体を取られまいと救急隊の前に立ちはだかる(米)<動画あり>

その後、体長約297センチ(9フィート9インチ)のオスのワニが捕獲され、安楽死されている。

一方のホリーさんは、その場で死亡が確認され、現地時間5日に検死が行われる予定という。ホリーさんは同コミュニティで長い間暮らしており、非常に活動的で、事故が起きた日は家族が休暇で訪ねて来ていた。

詳しい事故の様子は分かっていないが、野生動物専門家によると、ワニは大きな獲物の肉を噛みちぎり飲み込みやすくするために、腐敗させてから食べることがあるそうだ。

また獲物をくわえたまま頭を回転させて肉を引き裂いたり、獲物を捕らえた後、水中に引きずり込んで溺れさせるそうで、今回のニュースには次のようなコメントが寄せられた。

フロリダ州で2月に起きた85歳の女性の死亡事故を彷彿させる。」
「犬を連れて水辺を歩くなんて自殺行為。」
「犬が助かっただけでも良かった。」
「こんな死に方はしたくないね。これは悲劇だよ。」
「最近は人間を恐れないワニをよく見かけるし、私たちも無防備になっていると思う。」
「『まさか、自分は襲われないだろう』と思うのだろうね。」

なおサウスカロライナ州ではワニの襲撃による死亡事故は珍しく、近年まで報告されていなかった。最初に報告されたのは2016年で、高齢者施設の90歳の女性が亡くなった。その後は2018年に犬の散歩をしていた45歳の女性が、2020年にはワニに触ろうとした58歳の女性が犠牲となり、ビューフォート郡では昨年8月15日、ガーデニング中の88歳女性がラグーンに足を滑らせ、ワニに襲われて死亡している。

画像は『WJCL 2023年7月4日付「Authorities confirm one person killed in Beaufort County alligator attack」』『New York Post 2023年7月4日付「69-year-old woman killed by alligator ― which was ‘guarding’ her body ― while walking dog in Hilton Head」(WSAV)(WTOC)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

ホリーさんが住んでいた塀で囲まれた住宅街(ゲーテッド・コミュニティ)の「スパニッシュ・ウェルズ」。この近辺でワニ襲撃による死者が出たのは、1年足らずで2件目だった(画像は『New York Post 2023年7月4日付「69-year-old woman killed by alligator ― which was ‘guarding’ her body ― while walking dog in Hilton Head」(WTOC)』のスクリーンショット)

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