「映画が始まったのが20年前、最後の作品が10年前ですが、いまだにこのようにサポートしてくれて、だからこそこのスタジオツアーが日本に誕生したと思います。素晴らしいサポートをありがとうございます」とコメントした。そんなマシューは来日は3回目だそうで、以前は日本食が苦手だったものの「来日して人生が変わって今はお寿司が大好き。今回も飛行機を降りて、まずお刺し身を食べに行きました」と来日中に生魚を堪能するようだ。
そして不思議なムードを醸し出すルーナ・ラブグッド役のイヴァナ・リンチは「日本に戻って来られてとても嬉しいです。初めて日本に来たときには、ファンのみなさんの愛情や熱意、創作力に圧倒されましたが、今はそれがもっと増しています」と挨拶してから、「日本の芸術・文化・スピリチュアルな部分にすごく感動しました」と述べた。このとき手に持っていた扇子について「ダンブルドアが描かれていますが、イギリスにはないんです。日本の文化が融合されています。日本の文化やオリジナリティがグッズなどに表れているのが素敵でした」と『ハリー・ポッター』と日本の文化の融合に興味深そうだった。
声優・宮野真守も駆け付けたが、宮野は『ファンタスティック・ビースト』シリーズでエディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーの声を務めている他にも「18歳のときに(『ハリー・ポッター』シリーズでロンの兄)パーシー・ウィーズリー役の声を務めていたので、(キャスト達が)大きくなったな~!と感動しました」と笑わせた。すると、マシューが「パーシー・ウィーズリーの声を聞かせて」とリクエスト。宮野が「動く階段のシーン。『階段には気をつけて。じっとしてないから』」と披露すると、「オー! イエー!」とマシューは大喜び。「ここにも動く階段ありますよね」と言うマシューに、宮野は「本当は一緒に歩きたかったんですけど」と返した。
最後にトムが「3、2、1、ルーモス!(光よ!)」と呪文を唱えると、美しい光と色鮮やかなテープが会場を彩った。また3人や宮野は集まったファンたちにサインをしたり、一緒に写真を撮ったり、ひとときの交流を楽しんだ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)