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writer : ac

【海外発!Breaking News】アマゾンから生還の子供4人「母は4日間生きていた」「怯えて身を隠していた」(コロンビア)

「子供たちは怯え、救助隊から身を隠していたためだろう」と推測する。

南米コロンビアのアマゾンの密林地帯で40日間生存し、今月9日に発見された4人の子供たち。救助隊が近くに迫っていることを知りながら怯え、身を隠していたという(画像は『New York Post 2023年6月11日付「Mom of miracle Amazon kids survived crash for 4 days but told them to leave her to save themselves」(AP)』のスクリーンショット)

実は子供たちの捜索が続けられる中、軍のヘリコプターがジャングル上空から食料の入った箱を投下したり、祖母の声で「救助隊が見つけやすいように、一定の場所から動かないように」とスピーカーを通して呼びかけていた。また救助犬も投入されていたもののこれらの行為が、逆に子供たちを恐がらせてしまったようだ。

「子供たちは密林で犬の鳴き声を聞き、恐怖に震えていた。そして鳴き声が聞こえると木の陰に隠れ、逃げていた」と明かすフィデンシオさん。さらにコロンビアのメディア『El Tiempo』のジャーナリストであるアリシア・メンデスさん(Alicia Méndez)は「子供たちには、祖母のメッセージが届いていた」と語り、こう続けた。

「彼らはスピーカーから流れる祖母の声を聞いて怖くなり、救助隊が近づくたび、見つからないように森の中に隠れたようだ。」

アリシアさんは「私たちには、小さなあの子たちが当時、何を考えていたのかは分からない」と述べているが、父親がFARCの残党から脅迫を受けていたことから、「子供たちは制服を着た救助隊を見て恐怖に震えていたのではないか」と指摘する声もあがっているという。

それでもフィデンシオさんは「4人が生きていたことを非常に嬉しく思う」と笑顔を見せ、次のように語った。

「アマゾンの密林で40日を過ごし、無事生還できたのは、13歳のレスリー(Lesly)のおかげ。あの子が9歳、4歳、生後11か月のきょうだいを守り、どの植物に毒があるのか、何を食べたらいいのかなどアマゾンで生き抜く知識を身につけていたことで命が救われたんだ。」

ちなみに先住民「ウイトト族」であるレスリーさんは、アマゾンの森で生き抜く知恵を家族から受け継ぎ、墜落直後は小型機に積んであったキャッサバ粉を分け合って食べ、それがなくなると種や果物を口にしたという。

画像は『New York Post 2023年6月11日付「Mom of miracle Amazon kids survived crash for 4 days but told them to leave her to save themselves」(OPIAC)(AP)(SEMANA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

先住民「ウイトト族」のマグダレーナさん。きょうだいを守り抜いた13歳のレスリーさんは、母をはじめとする家族からどの植物に毒があるのか、何を食べたらいいのかなど、アマゾンで生き抜く知識を教えてもらった(画像は『New York Post 2023年6月11日付「Mom of miracle Amazon kids survived crash for 4 days but told them to leave her to save themselves」(SEMANA)』のスクリーンショット)

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