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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】英チャールズ国王の戴冠式に「死神」が登場? その正体が判明し安堵の声<動画あり>

今回の戴冠式で役割を与えてもらえなかったアンドルー王子が「変装して来ているのかも」といったジョークも見られた。しかしながら多くの人が、この「死神」の登場に不安を感じたようだ。

ところがのちに、この死神の正体が判明した。米ニュースメディア『Newsweek』がウェストミンスター寺院に取材を申し入れたところ、死神と噂されている人影は「ヴァージャー」と呼ばれる「聖堂番」だったそうだ。ヴァージャーは聖職者ではないが、聖職者の平服である「キャソック」という足首まである黒くて長い服を着用し、「ヴァージュ」という長い杖を持って聖域で行われる祭典や式典をサポートする。

ちなみにウェストミンスター寺院のヴァージャーは、寺院内を見学するツアーのガイドも務めているという。今回の物議を醸した「死神」がヴァージャーだと判明したことで、SNSでは「心配無用だったね」「みんな、リラックスできるね」といった安堵の声が見られ、戴冠式もまた何事もなく終えることができたようだ。

死神は人間の生命や死を司る神として恐れられているが、科学的根拠がないにもかかわらず世界各国で死神にまつわる話がいくつも存在している。昨年9月、メキシコの医師がTikTokに投稿した動画には、女性患者から摘出した子宮の写真に黒いマントを被った人のようなものが写っており、多くの人を震え上がらせるほど死神の姿を彷彿させていた。

画像は『The Royal Family 2023年5月6日付Instagram「The stage is set」』『Joe 2023年5月6日付Twitter「Anyone else just notice the Grim Reaper at Westminster Abbey?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

ウェストミンスター寺院の出入り口の向こう側に謎の黒い人影が。物議を醸すも「ヴァージャー」と呼ばれる「聖堂番」だったことが明らかに(画像は『Joe 2023年5月6日付Twitter「Anyone else just notice the Grim Reaper at Westminster Abbey?」』のスクリーンショット)

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