速度違反車両を検知すると自動的に写真撮影を行うオービスは、日本以外の国でも使用されている。このほどドイツの警察が、オービスによって撮影された写真を確認していたところ、運転席に意外な姿を発見して話題を呼んでいる。動物情報メディア『The Dodo』などがその正体を伝えた。
話題の写真は、独ノルトライン=ヴェストファーレン州ラインバッハ市を通る道路に設置されていたオービスが捉えたもので、同州ボン市の警察が、画像からスピード違反をした人物の顔を調査している時に発見された。
オービスは車の斜め前方から撮影され、運転席に座る人物の顔がはっきりと分かるようになっている。しかし問題の写真には、犬の顔が写っていたのだ。まるで犬が運転しているかのような写真に、作業をしていた警察官は思わず目を見開いたという。
法定速度を超えて時速60キロで走行していたこの車は、助手席に乗っていたとみられる犬が、オービスがシャッターを切る瞬間に運転していた飼い主の方へ飛び出した結果、運転手の顔を隠してしまい、