妻キャサリン皇太子妃、娘シャーロット王女(8)、末っ子ルイ王子(5)と共に入場した。皇太子妃とシャーロット王女は、葉をモチーフにしたシルバーのヘッドピースをつけていた。
国王と王妃がゲストに会釈をしながら身廊を歩いた後、伝統的なキリスト教式の儀式が始まった。国王は聖書にキスをして宣誓し、スクリーンに囲まれた場所で聖油が塗られると、王笏や宝珠などを含む戴冠式のレガリアが贈呈された。
そして午後12時過ぎ、カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏により、チャールズ国王の頭上に聖エドワード王冠が被せられた。これによりチャールズ国王は、ウェストミンスター寺院で戴冠された40人目の君主となった。この後にはウィリアム皇太子が国王の前でひざまずき、忠誠の言葉を誓った。
カミラ王妃には、国王ジョージ5世の1911年の戴冠式で妻メアリー王妃が着用した王冠が被せられた。
続いてゲスト達が英国歌「ゴッド・セイブ・ザ・キング」を合唱した後、チャールズ国王とカミラ王妃は寺院を後にした。夫妻が馬車「ゴールド・ステート・コーチ」に乗ると、後ろには王室メンバーを乗せた馬車が続き、バッキンガム宮殿へ戻るパレードが行われた。しばらくすると宮殿のバルコニーに王冠を被った国王夫妻が現れ、王室上級メンバーが勢揃いすると、集まった群衆から大きな歓声が沸き起こった。
The King is officially crowned as St Edward's Crown is placed on top of his head by the Archbishop of Canterbury.
The congregation cries "God save the King" and gun salutes are also fired across the UK to mark the moment.https://t.co/PAiZ4D1jU3#coronation 👑 pic.twitter.com/hsjyENzExp
— Sky News (@SkyNews) May 6, 2023
画像は『The Royal Family 2023年5月6日付Instagram「Continuing a century-long tradition of a balcony appearance at the end of Coronation day.」「Spectacular scenes in London on Coronation Day.」「The Recognition」「The Crowning of The King」「Homage from The Prince of Wales」「The Crowning of The Queen」』『The Prince and Princess of Wales 2023年5月6日付Instagram「Here at Westminster Abbey for the #Coronation of King Charles III」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)