![ネズミに50か所以上噛まれた生後6か月の男児、手指先を食いちぎられる重傷(米)](https://japan.techinsight.jp/wp-content/uploads/2023/09/house230923-220x195.jpg)
初めは『もしかして頭が2つあるの?』と信じられず、状況を飲み込むまで時間がかかりました。予期していないものが突然目の前に現れたのですから、それは衝撃的でしたよ。」
なおレスリーさんは、ネバダ州とカリフォルニア州に牧場を持つ経験豊かな畜産家だが、双頭の牛を見たのは初めてで「高校で農学を教えていた教師の教室には、双頭の子牛の剥製があったのです。でもまさか私が一生のうちに双頭の子牛を見ることになるなんて考えもしませんでした」と驚きを隠せない。
レスリーさんが調べたところ、牛の出産でこのような重複奇形が起きるのは0.039%、2500分の1の確率だったそうで、「本来は発育初期の段階で1つの胚が2つに分離して一卵性の双子になりますが、この個体は胚が完全に分離することがなかったのです」と語った。
残念なことに子牛は死産で、レスリーさんは死骸をきれいに拭いてあげたという。一方で子牛を亡くした母牛には、哺乳瓶を使って育てていた孤児の子牛の子育てを託したそうで「母牛は子煩悩で、2頭ともとても幸せにしていますよ」と笑顔を見せた。
ちなみ昨年7月には、ブラジルでも双頭の牛が誕生していたが、4日間をまるまる生き延びて息絶えていた。ブラジルの専門家は当時、「牛の重複奇形は10万頭に1頭の割合で発生する」と述べており、発生確率は報告者によっても相違があると思われる。
画像は『The Daily Star 2023年4月12日付「Two-headed mutant cow leaves farmer gobsmacked over ‘one in 2,500 anomaly’」(Image: Credit: Pen News/Leslie Hunewill)』『The Mirror 2023年4月12日付「Mutant cow born with TWO heads stuns farmer but tragedy strikes after difficult delivery」(Image: Credit: Pen News/Leslie Hunewill)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)