吉沢亮が「仲間っていいよね…」と情感たっぶりにしみじみ漏らすと、「特に今回“仲間”というのが一個のテーマだと思っています」と北村。さらに“仲間”を感じたシーンについて問われると、山田裕貴は「本当に毎シーンそう。誰かが誰かを思っているし」と応じ、眞栄田郷敦は「誰かが芝居やアクションをしていたら、それについて(周りで)話していて、シーン以外でも現場自体も仲間でしたね」と振り返った。
ここで吉沢が眞栄田との裏話を披露した。「(自分が)上裸になって戦うシーンがあるんですね。(上半身を)見せるためにめっちゃ鍛えてたんですよ。そしたら郷敦が僕のところにスーッと来て『吉沢さん、甘いもの食った方がいいですよ』って。めっちゃいいやつだなと思って。めっちゃ仲間っていいなって思いました」明かすと、北村も「郷敦はめっちゃいいやつですよ」と同調。続けて山田も「特に筋肉にいいやつだよ」と乗っかると、吉沢も「筋肉の仲間だよ」と言い、北村が「筋肉の仲間?」と吹き出してわちゃわちゃし、仲の良さを垣間見せた。
当の眞栄田が「(吉沢が)撮影前にめちゃめちゃパンプアップしていて、ご飯食べていないと言っていたので、何か(お腹に)入れた方がいいですよって」と回想すると、吉沢は「丁寧に教えてくれてありがとう」と“仲間”に感謝した。他にも「お尻の筋肉を柔らかくした方がいい」とのアドバイスももらったそうだ。
北村は「今日ここにいない(永山)絢斗くんや(村上)虹郎も含めて、みんなものすごい熱量でぶつかってきてくれた。これから続いていく役者人生の中でかけがえのない出会いとなりました」と一緒に作品を作り上げた仲間について語った。最後に北村が「よろしくお願いします!!」とマイクを通さずに地声で呼びかけると、キャスト・監督一同がしばらく深々とお辞儀。まさに一致団結した“仲間”を思わせた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)