キャサリン皇太子妃は、メーガン妃と公平に扱われたことからエリザベス女王の最期を見届けることができず、メーガン妃に強い遺恨を抱くことになったという。新たな伝記本によると、チャールズ皇太子(当時)は女王の病床に来ることができるのは子供達と孫達だけだと伝え、妻達が来るのは適切ではないことを強調したそうだ。さらにメーガン妃を女王の病床に招かない口実として、キャサリン妃(当時)にもウィンザーの自宅に留まるよう頼んだと暴露している。
英王室ジャーナリストのロバート・ジョブソン氏によるチャールズ国王の伝記本『Our King: Charles III — The Man And The Monarch Revealed(原題)』が、英時間4月13日に発売された。
同著が出版される数日前には、英ニュースメディア『Daily Mail Online』が内容の一部を引用し、ヘンリー王子が父チャールズ国王からの資金提供をめぐって激怒したことや、キャサリン皇太子妃が昨年9月にエリザベス女王が崩御した後、ヘンリー王子やメーガン妃と一緒にウィンザー城の門前を歩いたことは「最も困難なことのひとつだった」と明かしたことなどを掲載していた。
さらに同著では、エリザベス女王の死をめぐり、キャサリン皇太子妃がメーガン妃に恨みを募らせていたことが明らかにされた。
バッキンガム宮殿は昨年9月8日、女王が滞在中のスコットランドのバルモラル城で医師団の管理下に置かれたことを発表。直近の家族がバルモラル城に集まるように伝えられたと加えていた。
当時、スコットランドにいたチャールズ皇太子とカミラ夫人(以下、ともに当時)、アン王女が女王の病床に駆けつけた。英国にいたウィリアム王子(以下、当時)、アンドルー王子、エドワード王子とソフィー妃は王立空軍機で、ヘンリー王子はプライベート機でスコットランドへと向かった。女王の最期を看取ったのはチャールズ皇太子とカミラ夫人、アン王女のみで、他の王族は間に合わなかった。