「ママ、この子飼ってもいい?」庭から抜け出した犬、子猫を連れて帰る(米)<…
Rank.1
2018年に長兄が亡くなったためだった。ドレッドヘアやレゲエ音楽などの「アフリカ回帰運動」を実践するラスタファリアンの習慣では家族が亡くなった時、遺体と対面するために髪を切り、ひげを剃ることは尊敬と規律の表れだそうだ。
切ったドレッドヘアはもともと売るつもりがなかったものの、音楽キャリアを後押しするために売ることを決意したアメリカさんは『IOL News』のインタビューでこのように明かしている。
「ドレッドヘアを売ることは合法であり、この髪は100%天然のもの。こういう髪を買いたい人がいるらしいと聞いたことがあり、さらに声をかけてくれる人も多かったため、(Facebookが提供する個人売買を行うことができるサービスの)マーケットプレイスで30本3000ランド(約2万1600円)で売りに出したんだ。」
このドレッドヘアは今でも定期的に洗い、安全な場所に大切に保管しているそうだ。なお売れなかった場合は、アメリカさんが亡くなった時に一緒に葬ってもらうことになっているという。現在のアメリカさんは新たに髪を伸ばし続けているが、その髪は売るつもりがないとのことだ。
画像は『IOL News 2023年3月22日付「Cape Town artist selling his dreadlocks to fund music career」(Image: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)