「あんなベラの姿を見ると心が引き裂かれるよう。ベラにとってこれは初産なのに、2匹も死んでしまうなんて! ベラがこのことでストレスを感じたり、出産がトラウマになってしまわないか心配しているの」と述べ、「ベラはあの時、赤ちゃんの亡骸を1時間ほどハグしていた」と明かした。
それでも出産から約10日が経ち、ベラはずいぶんと元気になったようで、キナンさんは「ベラは生き残った子ネコのそばに寄り添っているいるの。あんなことがあった後でも、とてもよくやっているように見えるわ」と語ると、このように続けた。
「生き残った赤ちゃんは自宅で育てることに決めたの。まだ名前は決まっていないけどね。だってベラが寂しい時はいつも、我が子がそばにいてくれるでしょう!」
なおこの動画は日本時間28日の時点での再生回数が330万回を超えており、「人間もネコも同じ。なんて悲しいのだろう」「赤ちゃんをベラと一緒に育てる決断をしてくれてありがとう。これがトラウマにならないように可愛がってあげて!」「あああ、母ネコよ。泣かないで!」「ベラはきっと、子ネコとちゃんとさよならをする時間が必要だったのよ」「出産だけでも大変だったろうに。疲れと悲しみで、目も開けられないでいたに違いないわ」「動物にも魂があるんだよ。純粋で愛がいっぱいのね」といったコメントが寄せられた。
キナンさんはこれほどの反響があるとは思いもしなかったようだが、「たくさんの温かい声で胸がいっぱいになった」と語っている。動画の視聴者からは「その後のベラの様子をフォローして!」との声があがったものの、今のところフォローアップ動画の投稿には至っていない。テックインサイトではキナンさんに取材を試みたが、現時点でコメントは得られなかった。
ちなみに昨年には、赤ちゃんを死産で亡くしたネコが、手作りの布の子猫を抱きしめる動画がメディアに取り上げられ、「涙が出て止まらなかった」「子を亡くして悲しいのは、猫も人間も同じだよね」などのコメントが届いていた。
@almondforlyfe her first baby didn’t make it, she won’t let her go 😣💔
画像は『Almond lover 2023年3月14日付TikTok「her first baby didn’t make it」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)