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writer : ac

【海外発!Breaking News】アメーバ汚染のコンタクトレンズで角膜白濁 21歳男性が失明寸前に(米)

マイクさんは難治性の「アカントアメーバ角膜炎」に感染していることが判明した。最初に異常を感じてから約1か月後の今年1月21日のことだった。

アカントアメーバ角膜炎は海や湖、水道水、砂などに広く存在する微生物“アカントアメーバ”が角膜の小さな傷から入って感染し、汚れたコンタクトレンズなどに付着した細菌を餌に増殖する。抗生物質だけでは完治せず、感染してしまうと治療は困難を極めるそうだ。

手術前のマイクさんの右目(画像は『Mikekrum13 2023年2月7日付TikTok「Replying to @keepitupboss little update」』のスクリーンショット)

マイクさんは当時、すでに角膜が白濁しており、右目は痛みが酷いだけでなく全く見えなくなっていた。医師はレーザーによる「光線力学的療法(PDT)」を2回実施、今月18日に角膜移植手術を行っており、マイクさんは「少しでも視力が取り戻せれば…」と願うばかりという。

なおマイクさんは現在、学校にも行けず外出もままならない状態で、今月7日にクラウドファンディングサイト「GoFundMe」で専用のページを立ち上げ、次のように注意喚起した。

「コンタクトレンズを使用している人は、装用したまま寝たり、泳いだり、シャワーを浴びることをしないで! 僕のような酷い経験は誰にもして欲しくないからね!」

異様なマイクさんの右目(画像は『Mikekrum13 2023年2月18日付TikTok「Replying to @live2xl I trust my doctors」』のスクリーンショット)

ちなみにマイクさんはTikTokで経過を報告しており、コメント欄には次のような声が届いている。

「私は一日で使い捨てのコンタクトレンズを6か月連続で装用しているけど、全く問題ないわよ。」
「私は毎晩、8か月連続でコンタクトレンズを入れたまま寝ているよ。きっと昼寝だけが原因ではなく、いろんな悪条件が重なったのだろう。」
「コンタクトレンズを入れたまま寝て、視力の90%を失った。『自分は大丈夫』では済まないことだよ。」
「コンタクトレンズを入れて寝て起きたら、片方が無くなっていた。『あれはどこに消えたのだろう』と不思議。」
「私は眼科医。コメント欄に絶句。」
「コンタクトレンズを入れて寝るのはやめるわ。」
「汚れた手で触ったとか、水道水を使って洗ったとか、他にも原因があったのでしょうね。」
「かなり前にコンタクトレンズとはさよならして、レーシックをした。最高の決断だったよ。」
「視力が少しでも戻るといいね! お大事に!」

画像は『Mikekrum13 2023年2月5日付TikTok「Replying to @markx447 #contacts」、2023年2月7日付TikTok「Replying to @keepitupboss little update」、2023年2月18日付TikTok「Replying to @live2xl I trust my doctors」、2023年2月5日付TikTok「On December 19th I took a nap in my contact lenses」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

白目が真っ赤に充血し酷い痛みも(画像は『Mikekrum13 2023年2月5日付TikTok「On December 19th I took a nap in my contact lenses」』のスクリーンショット)

角膜移植となった右目(画像は『Mikekrum13 2023年2月5日付TikTok「On December 19th I took a nap in my contact lenses」』のスクリーンショット)

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