「妃乃はあざとすぎるし、今の時代バレるんじゃないですかね。そういう番組もやってるし、情報が結構あって意外と若い子もバカじゃないと思う。僕も含めて気をつけなきゃいけないと思いますね」と気を引き締めた。清水くるみも「妃乃みたいな子はバレる時代になっている気がして、真奈の方が女子にも好かれるのかな」と淵上に同意すると、山谷花純も「いやあ…私もそう思います」と口にしてから「矢野さんの好みのタイプが聞けて良かった」と笑わせた。
そんな“あざと女子”の悪女・妃乃を演じた山谷は「悪女が似合う」とよく言われるとのこと。「(清水)くるみちゃんにもクランクアップの後に『本当に悪女が似合うよね』と言われてちょっと嬉しかったです」と山谷が微笑むと、清水は「本人は全然そんなんじゃないんですけど」とすかさずフォローした。山谷は「(劇中の妃乃の言動に)申し訳ない気持ちにもなったけど、とにかく『くるみちゃんのために』と思いながら駆け抜けた撮影期間だった」と振り返ったが、「10代の頃から(清水は)ずっと共演したい存在だった。W主演の相手が清水くるみさんで本当に良かった」とも話していて、2人の絆はW主演という機会を経てさらに強くなったようだ。
連続ドラマ『親友は悪女』(全12話)は和田依子著の電子コミックが原作。4人が演じるキャラクターを和田氏が出演者の似顔絵で描き下ろしたイラストが公開されると、清水や山谷は「似てる!」「嬉しい。かわいい」「すごい、すごいですね」「ありがとうございます」と感激しながら言葉を繰り出した。矢野は「それぞれの色が合っている気がします。めちゃくちゃ嬉しいですね」、淵上も「嬉しいですね。矢野くん、すごいかっこいいですね。キラキラしてる感じ」と褒め称えた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)