ケアホームの運営会社「Country Court」もSNSやホームページで伝えている。
デヴィッドはビデオでモナさんにこう話しかけた。
「ねえ、モナ。キャスター・ロッジのみんな、スタッフ、そしてもちろんあなたの娘さん達も、あなたがどんなに素晴らしい女性であるか言っていたよ。それを聞いてメッセージを送りたいと思ったんだ。」
「また私のサッカーのキャリアを見守ってくれていること、あなたがサッカーの大ファンであることも知って、個人的に感謝の気持ちを伝えたいと思う。素晴らしいモナにたくさんの愛を送ります。」
モナさんはビデオメッセージに圧倒され、デヴィッドが自分のためにしてくれたことを信じられなかったという。英国のテレビネットワーク『ITV』も駆けつけ、この特別な瞬間を撮影し、ローカルニュースで彼女を紹介したそうだ。
このイベントとサプライズメッセージを準備したケアホームのマネージャー、ローラ・ミルズさん(Laura Mills)はこのように明かす。
「モナはデヴィッド・ベッカムのもの凄い大ファンで、彼のことを話すのが大好きなんです。彼女はいつも、彼がいかに特別で、素敵で、慈悲深い男性であるか話してくれますよ。」
さらにこう続けた。
「モナ自身、本当に優しく親切な女性で、いつもホームのみんなに元気かどうか声をかけていますよ。」
ちなみに102歳のモナさんは第二次世界大戦中に英国海軍婦人部隊(WRNS)に所属し、ドイツの戦時通信を傍受し解読する暗号解読者だったそうだ。
画像2~4枚目は『Country Court 2023年1月26日付Instagram「We can’t believe we could make this #makeawish happen!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)