ニューヨークの1公演とロンドンでの2公演を急遽追加したのだ。
しかし英国のファンは、ロンドン「O2アリーナ」公演のチケット料金に不満を感じたようだ。
チケットは現地時間20日の一般発売に先立ち、18日にはファンクラブ会員や「アメリカン・エキスプレス」のメンバーに向けての先行販売が開始された。
英メディア『Daily Mail Online』によると、18日の先行販売開始時点でスタンダードチケットの価格は47.55ポンド(約7600円)からだった。しかし手頃な価格のチケットが数分で完売し、残ったのは93ポンド(約1万5000円)から436.85ポンド(約7万円)の席のみになったという。
さらにスタンダードチケットより高価な「プレミアム・パッケージ」も用意されており、最も高い「The Immaculate VIP Package」はチケット1枚につき1307.75ポンド(約21万円)で販売されていた。このチケットにはメインステージから5列目までの「プレミアム指定席チケット」に加えて舞台裏ツアーなどの特典が付いているものの、マドンナと対面する機会は含まれないという。
またチケット販売サイト「Viagogo」では、額面400ポンド(約6万4200円)のチケットに2950ポンド(約47万3000円)の価格が付けられていたそうだ。
チケットを無事購入した多くのファンは歓喜したものの、SNSではその価格について「あまりにも高すぎる」「正気の沙汰じゃない」「ひどすぎる」と批判の声が殺到。オンラインのチケット販売サイトを見た人は、次のようにコメントしている。
「完売だって? この値段を見てみろよ!」
「どう考えても吐き気がする。ファンからお金をむしり取っているんだ。このような価格を支払った人達の幸運を祈る。そんな価値はないんだから。」
さらにこのような皮肉めいたコメントも見受けられた。
「マドンナのチケット代に文句を言う人は、彼女が弁護士とマネージャー、エージェントとシェフ、3人の乳母、アシスタント、ドライバー、ジェット機、トレーナー、執事、ボディガード、庭師とスタイリストに貢いでいることを思い出さないといけないよ。」
画像2枚目は『Madonna 2023年1月17日付Instagram「Come join the party!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)