「欲しい、欲しいよ、あたしにもくださ~ぁい」と彼女は店内に足を踏み入れた。だがスタッフの女性からチョコレートの欠片をもらった松居は、大変なショックを受ける。「一番小さいカケラだったんです」「嫌だ 嫌だ 嫌なんだよ~っ」(原文ママ)と苛立ち、思わず一番大きい欠片との交換を要求したそうだ。おまけにあまりの美味しさに試食の追加をお願いしたところ、快くいただけたとのこと。松居はこの出来事で自分の英会話力が向上していると実感したそうで、「英語が喋れなかったら一番、小さなカケラで泣き寝入りでしたよ」と綴っている。
肝心のチョコレートの味は「人生でナンバーワンのチョコレートかも」というくらい美味しかったようだが、その商品の価格が25ドル(日本円でおよそ3410円)と知り「誰が買うか」と吐き捨てている。それなら今食べてきたばかりのお寿司のランチセット(26.13ドル/約3570円)を選ぶと明かしており、どうやら試食で十分だったようである。東京でもニューヨークでも「自分の価値観をしっかり持ち、それに合わないお金の使い方は絶対にしない」という信念を貫き、資産家となった松居一代。そんな彼女の現在の夢は、ブロードウェイミュージカルで通行人として舞台に立つことだという。「横道・裏口」からではなくオーディションに合格して、正規ルートで突破したいと意気込んでいるのだ。2023年にその夢は叶うのであろうか。
画像2、3枚目は『松居一代 2022年12月8日付オフィシャルブログ「日本人の苦手分野…(2)」、2022年12月10日付オフィシャルブログ「試食品の追加を催促」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)