
チャールズ国王とカミラ王妃が、エリザベス女王の国葬後初となる公式公務を行った。スコットランドの都市ファイフのダンファームリンを訪問した国王は、群衆の中にいた男性から無料のヘアカットをオファーされる場面があった。
エリザベス女王の国葬が現地時間9月19日に執り行われた後、チャールズ国王とカミラ王妃は7日間の喪中期間を過ごすため、スコットランドのバルモラル城に滞在していた。
喪が明けた10月3日には、夫妻が国葬後初めてとなる公務を行うため、スコットランドのファイフにあるダンファームリン(Dunfermline)を訪れた。
ダンファームリンはかつて“町(town)”だったが、エリザベス女王の即位70周年「プラチナ・ジュビリー」を記念して“市(city)”になることが発表された。
これによりグラスゴー、エディンバラ、ダンディー、アバディーン、インバーネス、スターリング、パースに続く、スコットランドで8つ目の都市となった。
この日、チャールズ国王夫妻はダンファームリンを訪れ、“市”の地位を正式に授与するセレモニーに出席した。
現地にある市庁舎で開催された式典で国王は、5月にダンファームリンが市になると発表されたことについて「大変喜びました。人々が新たなチャプターに真の誇りを感じてくれることを望みます」と述べた。
そして国王は、かつてスコットランド王国の首都だった歴史あるダンファームリンが、