
猫がネズミと仲良くご飯を食べる姿を捉えた写真がネット上で話題を呼んでいる。この猫はネズミ退治のためにイギリスの農家で飼われているが、獲物であるはずのネズミと並んでご飯を食べる姿を見つけ飼い主は驚いたという。敵対関係のはずの2匹の様子に、ネット上からは「リアルなトムとジェリーだ」など笑いの声が届いている。『WalesOnline』などが伝えた。
英グロスターシャー州サウス・グロスターシャーのソーンベリーで農家を営むジリー・ラドラムさん(Gilly Rudrum、65)と夫のトニーさん(Tony、71)はこれまで約15年間、“モリー(Molly)”という猫を飼っていた。モリーは農場で飼われている猫らしく頻繁にネズミを退治しており、ジリーさんは農場内でよくネズミなど小動物の死骸を見かけていたという。だがモリーは高齢のためか次第に狩りをやらなくなり、その後しばらくして息を引き取った。
しかしモリーの死から1週間もしないうちに小さな灰色の子猫が農場に姿を見せるようになり、ジリーさんは「“空室”の文字がどこかに表示されていたんでしょうね」と子猫が現れたタイミングの良さに驚いていた。子猫は当初、痩せ細って体毛が一部抜け落ちてしまっており、ジリーさんがエサを与え始めるとすぐに懐いたという。農場の建物は古く、ジリーさんはこれまで常にネズミ退治をしてくれる猫を飼っていたそうで、子猫に“ミスティ(Misty)”と名前を付けてモリーの代わりとして迎え入れることにした。
ところがしばらくすると、