すぐに犯人が分かったという。アメリカの緊急通報番号である“911”に電話をかけてしまったのは、同園で飼育されている生後10か月のオマキザル“ルート(Route)”だったのだ。
同園のスタッフらは広い園内を移動する手段の1つとしてゴルフカートを使用しており、そのゴルフカートに動物園の携帯電話を置いたままにしていたという。オマキザルは非常に好奇心旺盛で、目にしたものは何でも掴んでボタンがあれば押してしまうという。置き去りにされた携帯電話を見つけたルートはボタンを押して遊んでおり、偶然にも911の番号にかかり通報してしまったのだった。
同保安官事務所はこの出来事をFacebookに「今までイタズラ電話はありましたが、こんなことは初めてです。ただの猿真似でしょうし、ルートを責めることはできませんね」と投稿すると、コメント欄には「これは面白いし可愛い!」「このサルに悪気はないよ」「人間の子どもがやるようなイタズラで可愛い」「こういうニュースって大好き」「なんて賢いサルなんだ!」など驚きの声が多数届いていた。
ちなみに今年6月にはインドで、怪我をした子供を抱え病院にやって来て医師に助けを求めたという賢いサルのニュースが話題を呼んでいた。
画像は『San Luis Obispo County Sheriff’s Office 2022年8月16日付Facebook「Our Deputies have seen their fair share of “monkey business” in the County.」』『KKTV 2022年8月17日付「Mischievous monkey calls 911, sending deputies to zoo」(Source: Lisa Jackson, KEYT via CNN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)