リー郡刑務所に拘留された。そして先月29日に行われた裁判で、シーラは「ヴィーガン食だったが、エズラには母乳も与えていた」と主張した。
裁判では、フロリダ州検事局特別被害者ユニットの主任であるフランシーヌ・ドンナルンモ氏(Francine Donnorummo)がヴィーガンの生活スタイルをエズラ君に強要したとしてシーラを激しく非難し、このように述べた。
「彼女は我が子を死に追いやるような育児を選択したのです。ヴィーガンというプライドがエズラ君の命を奪いましたが、それは人間の命を軽視した無謀な行動だったと言えます。」
またシーラとライアンにはエズラ君の他にも3歳、5歳、11歳の子供がいるが、検察側からは3人とも肌の血色が悪く歯が黒ずんでいることが指摘された。だがシーラの弁護士であるリー・ホランダー氏(Lee Hollander)は、シーラとエズラ君が一緒に写った写真を見せながら「これが我が子を殺したいと思う母親の表情でしょうか?」と述べ、エズラ君の死は事件ではなく悲劇的な事故であると主張した。
しかしながら最終的に裁判でシーラは児童虐待、過失致死罪、育児放棄などを含む6件の罪で有罪となった。今月25日には量刑を定める裁判が行われる予定だが、一方でシーラの夫ライアンも同様の容疑で今後裁判が行われるという。
画像は『The Daily Star 2022年7月1日付「‘Reckless’ vegan mum starved baby son to death on diet of only raw fruit and veg」(Image: Lee County Sheriff’s office)(Image: NBC2)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)