子ガメが珍しいアルビノであり仰天することになった。アルビノとは先天的な色素欠乏により、体全体が白っぽい淡色となった個体を指す。アルビノは赤い目が特徴で、今回誕生したアルビノの子ガメも真っ赤な目をしている。
トーマスさんによると、ガラパゴスゾウガメのアルビノが誕生する確率は10万分の1だそうで「目にすることができたのはとても幸運です」と喜んだ。人間のアルビノが誕生する確率は2万人に1人と言われているので、今回アルビノの子ガメが誕生したことは非常に稀なケースであることが分かる。同園によるとアルビノのガラパゴスゾウガメは野生でも確認されておらず、飼育していくのは世界初の試みとなるという。
そして先月5日には、母親と同じような黒っぽい色をした子ガメが新たに誕生した。白黒コンビで生まれてきた子ガメは体重約50グラムととても小さく、母親の隣に並ぶと間違えて踏みつけられてしまうのではないかと心配してしまうほどの体格差だ。そして約1か月を過ごし、今月3日に同園にて一般公開が始まった。
ガラパゴスゾウガメの寿命は平均200年と言われており、長い一生のスタート切った子ガメたちの姿を見た人からは「小さくて本当に可愛い」「アルビノのカメなんて初めて見たよ」「ポケモンみたいだね」「なんて美しい生き物なんだ」など驚きの声があがっている。
画像は『Tropiquarium de Servion 2022年6月2日付Facebook「Naissance incroyable au Tropiquarium !」、2022年6月4日付Facebook「Et voilà !」』『The Indian Express 2022年6月6日付「Watch: Rare albino Galapagos giant tortoise born at Swiss zoo」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)