ボランティアスタッフのナイジェル・ライトさん(Nigel Wright)により撮影されたものだという。
動画ではトレイシーさんがケージを開けると、飛び出したピアースは家族が待つ屋根の上に一目散に駆け寄っていく。おそらく母ザルだろうか、ピアースを見て近づくと屋根に上がるのにもたつくピアースをすくいあげ、そのままギュッと抱きしめている。するともう1匹がやってきて、ピアースを両脇からハグ、ピアースの背中は「ああ、会えてよかった。寂しかったよ」と語っているかのようである。
なおこの動画は今月10日にTwitterに投稿され、4日間で再生回数が110万回を超えており、「ケージから出た後、子ザルはスタッフを一度見ているよ。お礼をしているんだよ」「母ザルはもう会えないと思っていたのでしょうね」「もちろん、母ザルは我が子がすぐわかる。一番先にハグするのは母!」「あああ、会えて良かったね」「人間と変わらないよね」「地道な活動。救ってくれてありがとう」「家族のそばが一番だよね」「子ザルもホッとしているに違いない」「ハグが温かい!」といったコメントがあがっている。
ちなみにレスキューセンターの名前にもなっている“アンシジィ(Umsizi)”とは、南アフリカのズールー語で「助っ人」や「救いの手」を意味するそうで、同団体は10年以上もベルベットモンキーのレスキューを続けている。
Rehabilitated wild monkey gets a huge hug from family when released.. pic.twitter.com/khoTJBB6Sr
— o̴g̴ (@Yoda4ever) June 10, 2022
画像は『Yog 2022年6月10日付Twitter「Rehabilitated wild monkey gets a huge hug from family when released..」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)