一家は同センターに連絡して助けを求めた。同州の保健所の協力のもと、このコヨーテの子どもには狂犬病の危険性はないと判断され同センターが保護することになった。コヨーテの子どもは獣医により健康状態のチェックを受け、徐々に回復しているという。
また同時期に隣のロードアイランド州スミスフィールドにて生後2週間ほどのコヨーテの子どもが保護されていた。このコヨーテも群れからはぐれてしまったようで、2匹は同センターでともに過ごしながら野生にかえるためのリハビリを行っていくという。同センターは「私たちはできるだけ自然な育て方をするよう努力し、本来両親から学ぶ行動を再現できるように努めます」とコメントした。
同センターの投稿を見た人々からは、「これは確かに子犬と間違えちゃうよ」「可愛すぎて子犬と勘違いしたのにも納得できるね」「無事に保護されて良かった」などの声が届いていた。
なお今回は誰もケガ無く終わったが、もし保護した一家が噛まれたり引っ掛かれたりした場合には狂犬病に感染していたリスクや、コヨーテの子どもが安楽死させられていた可能性もあった。同センターは「動物を保護する前には適切な機関に連絡を取ることを推奨します」と呼びかけている。
画像は『New England Wildlife Center 2022年5月3日付Facebook「The Eastern Coyote pup was separated from his family last week and was found wandering and distressed by the side of a busy road.」』『Wildlife Clinic of RI 2022年4月24日付Instagram「Wildlife Baby Shower update」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)