車両が競技場に到着すると周囲から拍手と歓声が沸き起こり、女王が車窓越しにショーの関係者と思われる人々に話しかけたり、馬の姿を見たりしていたという。
サングラスをかけた女王は白いブラウスに紺色のカーディガンを羽織った装いで、しばらくは車中にいたが、およそ1時間後には杖をつきながらゆっくりと歩いてグランドスタンドの席へと向かった。末っ子エドワード王子の隣に着席すると、観戦に訪れたことをとても楽しんでいる様子だったそうだ。
競技では、女王が所有する3頭のポニーが参加した。そのうちの1頭“バルモラル・レイア(Balmoral Leia)”がハイランド・クラスで優勝すると、観客席で歓喜する女王にトロフィーが手渡された。
会場では、エドワード王子の妻ソフィー妃も女王をサポートするために来場していた。夫妻の長女レディ・ルイーズ・ウィンザーはエディンバラ公の馬車を操り、「フェルポニー協会100周年記念」パレードを先導した。女王は孫娘にあたるルイーズさんの晴れの舞台を、誇らしげに見ていたという。
その後、女王は杖をついて歩きながらレンジローバーに戻り、観衆に手を振りながらウィンザー城へと戻って行った。
画像は『The Royal Family 2022年3月25日付Instagram「This week at Windsor Castle, The Queen viewed a selection of enamel and fine bone china artefacts from @HalcyonDays_UK,」、2022年4月20日付Instagram「Ahead of The Queen’s 96th Birthday tomorrow,」』『Royal Windsor Horse Show 2022年5月13日付Instagram「It was a pleasure to have Her Majesty The Queen at Royal Windsor Horse Show today and congratulations on her Championship win!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)