手術は2時間の予定が5時間となり2日の入院を強いられた。ジョディさんは医師に「鼻の中の損傷が特に酷く、あと少し傷が深かったら鼻を噛みちぎられていたでしょう」と言われて衝撃を受け、さらに追い打ちをかけるようにこう告げられたという。
「今後は定期的に検査が必要で、成長に伴い鼻と鼻孔の形を整える必要が出てくるかもしれません。そうなると4歳になるまでに1回、10代になってからもう1回手術が必要になることも考えられます。」
ジョディさんは「ブリザードは優しい性格で、これまで攻撃的になったことは一度もなく今でも信じられない思いです」と述べ、愛犬がローミー君を噛んだ理由についてこのように推測した。
「子供たちのそばで寝ていたブリザードはおもちゃのヘリコプターに気付いて目を覚まし、びっくりして噛みついたのだと思っています。そしてたまたまブリザードのすぐそばにいたのがローミーだったのでしょう。」
ちなみにこの件の後、警察は「ブリザードがローミー君を噛んだのは事故である」と結論付け、一家は愛犬を手元に置いておくことが許された。しかしジョディさんは「ブリザードをこれ以上信用することはできない」と愛犬を手放した。
ジョディさんは「今までは大好きな犬が子供を襲うなんてあり得ないと思っていましたが、息子の顔には傷が残ってしまいました」と肩を落とし、最後にこんなメッセージを残した。
「どんなに優しい犬であっても事故は起きるのです。息子の事故について知ってもらい、特に子供がいる家庭で犬を飼っている人たちには十分に注意して欲しいのです。」
なおジョディさんは「誰か引き取ってくれる人がいれば」と願っていたが、警察はブリザードを安楽死処分にしたという。
画像は『The Sun 2022年4月18日付「DEVIL DOG MAULING Mum’s warning as horror pics show how toddler son, 2, nearly had his face ripped off by family dog」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)