イザベルさんは自分の匂いがついた古いシャツにはさみを入れ、子猫のぬいぐるみを作った。そして「少しでも癒しになれば」とヘイゼルに与えてみた。
するとヘイゼルは布の子猫を肌身離さず持ち歩き、胸に抱いて眠るようになった。イザベルさんは「布の子猫と遊ぶようになったヘイゼルは、夜鳴きがなくなり以前の元気が戻ってきたの。子育てをしたくもできなかったヘイゼルが癒されているのを見て、私たちはとても喜んだものよ」と当時を振り返る。
実はヘイゼルはその後、子宮全摘出手術を受けており、しばらくは布の子猫を手放さなかったという。ただ現在はイザベルさんの母に最も甘えてくるそうで、抱っこしてもらうまで鳴き続けるのだとか。また家族が飼っているハムスターを我が子のように可愛がっているそうで、イザベルさんは「ヘイゼルは私にとってはベストフレンド。ヘイゼルなしの生活は考えられないわ」と笑顔をみせる。
なおイザベルさんは2020年5月、ヘイゼルが布の子猫で遊ぶようになった過程をTikTokで紹介、これが今年になってメディアに取り上げられて大きな反響を呼んだ。
動画には「涙が出て止まらなかった」「子を亡くして悲しいのは、猫も人間も同じだよね」「心が温かくなった」「シェアしてくれてありがとう」といったコメントのほか、「子猫を飼ってあげて!」という声もあるそうで、イザベルさんは「私はまだ大学生。今は経済的に難しいの。でもヘイゼルはとても元気よ!」と近況を述べている。
画像は『Isabelly 2020年5月2日付TikTok「I truly would do anything for her」、2020年11月24日付TikTok「Lil update on Hazel」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)