小学1年生の頃の自分について「そんなに走り回ったりするタイプの子ではなくて、髪の毛も長くてパーマかけたりしていた」と明かす。その髪型を「だいぶファンキーだった」と笑う板垣は、パーマをかけたことは「さすがに自分の意思ではないと思う」と推測し、「親も結構ファッションが好きだったので、その影響は少なからず小さい頃から受けています。自分もファッションのお仕事をさせていただいて、いろいろな服に触れていくなかでだんだん(おしゃれ心が)芽生えてきた」と振り返る。プライベートでも「ファッションが好きなので、海外に行って実際にコレクションを見たい。そのために語学も勉強したい」と意欲を見せた。
今年の一言として「おかしく」とフリップに書いた板垣。「芝居だったり、ファッション、メイク、自分のいろいろな表現においてどこか毒っ気だったり、おかしさがある表現をしていきたい。そのなかで自分の独自の表現を築いていきたい」と今年だけでなく人生の目標だという。「おかしく」と書いた板垣について、隣で聞いていた元プロサッカー選手の大久保嘉人氏は「すごい世界観を持っているなあと思いました。自分は思いもつかなかったです。さすがです」と目を丸くしていた。
ブラックやシルバーでスタイリッシュなデザインが目を引く「AUGER(R)」について、板垣は「爪切りとかカミソリは棚の中に閉まっておくものだったけど、これに関してはコレクションして並べておきたい。僕はコレクション癖みたいのがあるので」と気に入った様子。前回貝印のイベントにモデルの冨永愛と登壇した際には、“先端のブラシの部分を交換できるメイクブラシ”を提案して、遠藤浩彰社長から「サステナブルに対する意識が取り込まれていてさすがですね」と褒められていた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)