ロベルシ氏は「一旦撮影を開始してしまえば、後は簡単ですよ」と伝えて安心させたという。
フォトセッションは同月、ロンドンの王立植物園「キューガーデン」で行われた。ロベルシ氏は完璧なショットを撮るために、キャサリン妃に向かって「踊って!」と頼んだというエピソードも明かした。
写真撮影で妃は1着の赤いドレスと2着の白いドレスを着用したが、ロベルシ氏はスカート部分が大きく広がるドレスのことを「クラシックバレリーナが着るようなオーガンザのドレス」と表現している。
この時の様子について「最終的には、動きのある写真を撮りたかった。だから私は、あの素晴らしいワイドスカートを着た妃を、カメラの前で踊らせたのです。加速したようなワルツに、ロックンロールを少し加えたような感じでね」と説明した。
こうして撮影した写真は未公開のままにするようで、「今のところ、秘密の画像です」と述べている。
なお撮影現場では人工の照明は使用せず、すべて自然光の中で行ったという。キャサリン妃はほんのわずかなメーキャップを施しただけでヘアスタイリングも行わず、シンプルなイヤリングと指輪をつけただけだった。
このことについてロベルシ氏は「キャサリン妃の顔の焦点は、彼女の視線と笑顔なのです」と語っている。
画像は『Paolo Roversi 2022年1月9日付Instagram「Happy Birthday Kate !」、2019年12月4日付Instagram「I was so very happy to present my @pirelli calendar yesterday in Verona」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)