当時人気番組だった『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)から出演オファーがあったという。
その理由が「とんねるずの木梨憲武がファンだから」。当時漫才の掴みとして低音ボイスの川島が披露していた「麒麟です」というフレーズが話題となっていたが、それを木梨憲武が家の中や番組収録中もずっと真似していたそうで、番組スタッフから「だからもう、サプライズで川島さん来てもらっていいですか?」と打診されたそうだ。
そのオファーを快く受け入れ収録に臨んだ川島だったが、いざ本番で登場すると木梨からは「誰?」とまさかの反応が。実は木梨、麒麟が大のお気に入りだというのはスタッフの見切り発車で、麒麟がどんな人物か実際は全く知らなかったというのだ。
さらには相方である石橋貴明でさえも「本当に分かんないな」と首をかしげ、そもそも「麒麟です」さえも分からない状態だったという。事前にスタッフに言われた通り何通りもの「麒麟です」を考えてきたという川島だったが結局無駄に終わり、やるつもりのなかったネタを披露するも「ちょっと長いなあ」と言われる始末。助けを求めてスタッフを見るも目を合わせてくれなかったそうで、川島曰く「本当に地獄の時間」を過ごしたそうだ。
まさかの“逆サプライズ”で心に痛手を負ってしまった川島。このようなハプニングは「この世界なんぼでもあるから」とZAZYに忠告していたが、今年5月に初放送され石橋も出演したフジテレビのお笑い特番『お笑いオムニバスGP』では総合MCという大役も務めている川島、現在はその実力をしっかり認知されていることだろう。
画像4枚目は『川島明のねごと 2021年11月7日付Twitter「【#川島ねごと 放送中です!】」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)