お笑いコンビ・ナイツは塙宣之が漫才協会の副会長、土屋伸之が常任理事を務めている。ナイツ塙は漫才協会の後輩芸人が地元の市会議員に当選したことをラジオ番組で話題にすると、最近注目されているおぼん・こぼんの国政進出や、さらには吉本興業の芸人たちが地方議員に立候補する可能性までほのめかしていた。

10月31日投開票が行われた富山県・高岡市議選でお笑いコンビ・母心の“オカン”こと嶋川武秀が初当選した。11月2日の『ナイツ ザ・ラジオショー』（ニッポン放送）で話したところによると、ナイツの2人は嶋川が立候補していることさえ知らなかったそうだ。塙宣之は関係者から「当選おめでとうございます！」というメールが届いたので「衆議院議員選挙に当選したかと思った」と明かしている。

母心は今年4月、漫才は続けながらもソロの活動を充実させるべく「関あつしは絵本作家、嶋川は政治」に向けて動き始めたことをブログで報告しており、嶋川武秀については「どんどん疲弊していく地元・高岡を黙って見ていられず、活気づけたい一心で勉強を続け、志を持った次第です」と説明していた。

ナイツがコンビを結成したのは2001年なので、2008年結成の母心は後輩芸人となる。塙は母心を「漫才協会のエース」と評して“フジモン”こと藤本敏史（FUJIWARA）から「母心は『M-1』優勝できるやろ」と言われたエピソードまで紹介していたところ、