リサさんはハリネズミをモチーフにしたケーキを作りたかったそうだ。確かに背中の針と思われるチョコレートの棒が何本か刺さっており、かろうじてハリネズミであることが分かる。
レシピの問題というよりリサさんのデコレーションセンスに疑問を持たずにはいられない仕上がりで、笑顔のハリネズミケーキにしようとしたのかもしれないが、歯茎つきの歯を選んでしまったのも大失敗に繋がった原因のひとつだろう。
リサさんは「当初はフレンドリーな感じのハリネズミにしようとしていました。でもハリネズミには見えないし、不気味な感じですよね」とその不格好な出来を自身でも認めている。
それでも「予想以上に悪い出来で失敗してしまったけれど、味は良かったですよ」と明かしており、またこの誕生日ケーキを見た息子のリアクションについて「ハーヴィーはこのケーキを気に入ってくれて、大笑いしていました。面白いケーキをリクエストしていたし、私と同じようにユーモアのセンスがあるので喜んでくれましたね」と笑顔で語った。
笑い話にしようとリサさんが友人たちに写真を送ってみると、「ハロウィン用に私にも作って」と予想外の需要があった。さらにリサさんがこのケーキをSNSで公開すると、衝撃的なその見た目に大きな反響があった。
アメリカンコミック『バットマン』シリーズに登場する、顔の半分が焼けただれた“トゥーフェイス”というキャラクターに似ているという声や、映画『キャスト・アウェイ』に出てくる、白いバレーボールに血で顔を描いたキャラクター“ウィルソン”に見えるというコメントも届いており、多くの人がリサさんのケーキにホラー要素を見出していた。
なお息子のハーヴィー君からは「来年はベビーヨーダのケーキを作って」とすでに難易度の高いリクエストをされているという。来年もどんなケーキが出来上がるのか楽しみだ。
画像は『The Mirror 2021年10月29日付「Mum shares birthday cake baking fail as ‘friendly hedgehog’ ends up a Halloween horror」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)