まるで自分が悪いかのように責められて電話を切った。
しかしその翌日、今度は鼻の上の目に近い部分から糸が飛び出しているのに気付いた。
「糸を引っ張ってみると、コグが皮膚組織に引っかかり、肌に皺が寄ってしまいました。慌てて糸を押し戻そうとしましたが、今度は血が溢れ出したのです。私はなんとか糸を引っ張り、皮膚から抜き取りました」と語るバーバラさん。あまりの痛みにその後、救急外来に向かったものの「美容分野なので触ることができない」と処置を断られ、国が認定したメスを使わない美容を行う医療従事者を紹介する「Save Face」という機関に連絡した。
こうして別のスキンクリニックで治療を受けたバーバラさんは、自己免疫疾患があるため糸リフトには向かないこと、肌の表面に近い部分に糸が挿入されてしまったこと、糸が英国の規格に沿ったものでない違法な商品である可能性が高いことなどを知ったという。クリニックの医師はバーバラさんの顔の糸をできるだけ抜き取り、3か月後には回復したが、医師には「顔が変形する可能性もあった。回復したのはラッキーだった」と警告されたそうだ。
バーバラさんは「研修中とか格安とかそんな言葉につられ、リサーチもせずに施術を受けたことで痛い目に遭ってしまいました」と安易に施術を受けたことを後悔していると明かし、「これから施術を考えている人には美容の内容をあらかじめリサーチし、しっかりとした知識を持った専門家のもとで施術を受けることをお勧めします」と述べた。
画像は『The Sun 2021年11月12日付「BOTCHED BEAUTY I pulled out threads from my bleeding face after discount facelift I booked on Facebook」(Credit: MakeTheHeadlines.co.uk)』『The Mirror 2021年11月11日付「EXCLUSIVE: ‘I pulled threads from my skin after botched facelift left me streaming with blood’」(Image: MakeTheHeadlines.co.uk)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)