ブラックのラブラドール・レトリバーが先月18日、1回のお産でブラック・イエロー・チョコレートの3色の子犬を産み、非常に珍しいと話題になっている。『The Daily Star』などが伝えた。

英ウェスト・サセックス州ホーシャム在住のブリーダー、マーティンさん（Martin、63）とティナ・デイヴィスさん（Tina Davis、62）夫妻が育てるラブラドール・レトリバー（以下、ラブ）の“ゾラ（Zola、4）”が先月18日、10匹の子犬を産んだ。

ゾラの被毛はブラックだが、誕生したのはブラック5匹、イエロー2匹、チョコレート3匹と3色が揃い、デイヴィスさん夫妻は「長年の夢が叶った！」と喜びを露わにしている。

デイヴィスさん夫妻がラブの繁殖を始めたのは2006年のことで、海外に引っ越した友人が飼っていた2頭のチョコレート・ラブを譲り受けたのがきっかけだった。「チョコレート・ラブは銃猟犬に向いていないと言われるでしょう。でも繁殖の仕方次第で、そんな汚名は返上できると思ったの。それで違う色のラブと交配させ、試行錯誤しながら繁殖を行ってきたわ。メス、オスに関係なくね」と語るティナさん。

夫妻が15年前から利用しているのはウェスト・サセックス州バルカムの「Wylanbriar Labradors」で、3色の子犬を産むユニークな遺伝子を持つラブを繁殖していることで知られている。

今回誕生した10匹の父犬は「Wylanbriar Labradors」のオーナー、ダイアナ・スティーヴンスさん（Diana Stevens、47）が育てるブラック・ラブの“ロック（Rock）”で、