エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】「かつみ・さゆり」さゆり、感極まり涙止まらず “谷ばかりの生き様”綴った美容本が「しんどい方の晴れ間になれば」

「普通の美容本と違うのは、夫婦の25年間の歩みというか生き様の部分を最後の章でだいぶ書かせていただいた。夫婦の山あり谷あり…谷ばっかりのこの人生を」とさゆり。「人生いろいろあったけどストレスの変換術がすごく上手なので、皆様のお役に立てるんじゃないかと思う。願わくば、今しんどい状態にいらっしゃる方の少しでもお役に立ちたいという思いがすごく大きくて」と同書への思いを述べた。さゆりが「どうしてもこの言葉は載せたい」と主張して自筆の文字で掲載した言葉が、「人生のお天気も 必ず変わる 今日が雨でも 明日はきっと晴れ」というエールだ。「今土砂降りの中でも晴れる日が必ず来るので信じて頑張って生きていただきたいな。そういう願いもいっぱい詰まっています」とあふれる思いを熱弁した。

さゆりのマイクの位置を直すかつみ

トーク会の最後の挨拶では、「インスタ、YouTube…ずっと見て応援してくれた皆さんのおかげで出していただいた本なんですよ」と語り出すと、途中から涙声になったさゆり。「今こういう風に皆さんの前でしゃべれていることは」と口にすると、片手で顔を覆い「ごめんなさい…本当に幸せなんですけど」と涙ながらに声を絞り出して顔を両手で覆った。「願っているのは、しんどい状況にいらっしゃる方の晴れ間にこの本がなってくれたらこんなに嬉しいことはないなと思います」と願いを込めた。

感極まり胸いっぱいのさゆり

その後、マスコミ向けのオンライン囲み取材に「感激しすぎて泣いてしまったら、つけまつげが両方取れました。申し訳ないです」と少し遅れて現れたさゆり。夫で相方のかつみと互いの存在について、さゆりは「19歳で知り合ってからずっとそのときのままの感じで『さゆりちゃん』と呼んで19歳の女の子の扱いをしてくれる。年齢の枠を取っ払って自由にさせてくれている」と感謝。かつみは「自分は家族運がなかった。親父はいないしお袋は他界してきょうだいもいない。親戚一同も誰もいないけど、唯一さゆりちゃんが家族。意外と家族運に恵まれたなと逆に思います」と語ると、さゆりは「嬉しい」とつぶやいた。

笑顔いっぱいのかつみ・さゆり

25年後に金婚式を迎える頃には、現在抱えている1億7000万円の借金もあと3年で完済できる計算に。かつみは「僕は83歳だけどゴールが見えてくる。余裕ができてくる」と予想して、さゆりは「目標がありまして、80代でも2人でキャッキャッ言いながら元気なままの状態でレポーターをしたい。このままの芸風でいたい」と夫婦ともに芸能界での長い活躍を誓った。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

抽選で当たったファンにサインを書くさゆり

サインを披露するさゆり

オンライントーク会でのかつみ・さゆり

1 2