専門家の診察を受けた。今回の入院について、新型コロナウイルスとの関連性はないという。当初宮殿は入院の事実を隠していたが、メディアによってリークされた後、声明を発表して事実関係を認めた。
女王が入院したのは、胃腸炎の症状が出た2013年以来のことだ。キング・エドワード7世病院は、故エディンバラ公フィリップ王配が今年初めに治療を受けるなど王室のシニアメンバーが利用する病院として知られている。
英紙『The Sunday Times』は、女王がプライベートでも多忙だったことや夜更かしをしてテレビを見ていたために疲労が重なったようだと伝えている。同紙の情報筋によると女王は今月、1人で食事をしたくないという理由で家族や友人達とひっきりなしにランチやディナーを共にしていたそうだ。
そして夜になると、過去に子供達の世話をしてくれた乳母のメイベル・アンダーソンさん(95)と一緒に過ごすことが多いという。
同紙が取材した王室関係者は「女王は時々メイベルを電話で呼び出しています。すると彼女は女王のもとへ行き、一緒にテレビを見ています。お二人はとても仲が良いんです」と明かしている。
ちなみに女王が夜更かしをして楽しんだ番組は、BBCの警察ドラマ『ライン・オブ・デューティ』や、18歳のテニス新女王エマ・ラドゥカヌ選手が活躍した今夏の全米オープンテニスだったそうだ。
画像は『The Royal Family 2021年10月20日付Instagram「The Queen and The Duke and Duchess of Rothesay attended the Opening of @ScotParl this morning.」、2021年10月26日付Instagram「Today The Queen received two Ambassadors in audience via video link from Windsor Castle.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)