“魔法の瞬間”が訪れた。
母親の背中にしがみついていた赤ちゃんオランウータンが身を乗り出し、ガラスに近づくとナオミさんのお腹にキスをしたのだ。この時の様子はベンさんが撮影しており、赤ちゃんオランウータンはナオミさんのお腹と顔を交互に見つめ、キスを繰り返しているのが見て取れる。
母親は背後で赤ちゃんを見守っており、ナオミさんは「本当に可愛らしかったし、私は感情的になってしまったわ」と当時の気持ちを吐露、母と子のつながりというものを改めて考えるきっかけになったという。
なお当時ナオミさんのお腹にいた赤ちゃんは女の子で、コンスタンスちゃん(Constance)と名付けられすくすくと育っている。オランウータンの子供の自立は6~7歳とのことで、ナオミさんは「近いうちに娘を動物園に連れていく予定よ」と明かすと、「オランウータンの親子が私たちのもとにやってきてくれるか、そして娘のことを認識できるのか確かめてみたいの!」と笑った。
なおこの動画には「なんてキュート」「ほのぼのしてる!」「美しい」「オランウータンは賢い」「本当に理解しているのかな」「絶対わかっていると思う」「感情がいっぱい詰まった動画」「なぜか涙がでてしまった」「こんな頭がいい動物を園舎にいれておくなんて、それでいいのだろうか」「悲しい現実」といったコメントがあがっている。
ちなみに2016年にもイギリスの動物園で、オランウータンがガラス越しに妊婦のお腹にキスしており、生まれた赤ちゃんはこのオランウータンとの対面を果たしていた。
画像は『The Independent 2021年8月20日付Twitter「Watch: Baby orangutan repeatedly kisses pregnant woman’s bump through zoo glass」』『Metro 2021年8月20日付「Touching moment baby orangutan kisses pregnant woman’s bump through window of enclosure」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)