ずっと窓に張り付いて見守っていたという。ザックさんは「無事にアーノルドの手術は成功し、麻酔から目覚めるまで酸素吸入を行ったりしていましたが、パートナーは外で鳴き声をあげて大騒ぎしていました」と明かしており、パートナーはアーノルドが心配でたまらないようだった。
その後アーノルドは感染症を防ぐために数週間、病院内で過ごすことになった。その間にもパートナーと会えるように、スタッフらはアーノルドを窓際で回復させることにしたそうだ。
窓を開けて触れ合えるようにすると、パートナーは落ち着きを取り戻してアーノルドの毛づくろいを始めたという。ザックさんは「今まで見たこともないくらい、愛らしい光景でしたね」と2羽の様子を明かしており、アーノルドもパートナーもお互いの存在に安心したようだ。
アーノルドは手術の翌日には麻酔もすっかり抜け、元気を取り戻し始めたという。そしてお昼には、囲い越しだがパートナーと一緒に食事を楽しんだという。
ザックさんは「2羽のストレスを緩和するためにも、できる限り触れ合えるように善処しています。そうすることでアーノルドの早期回復にもつながっていきます」とコメントしている。
画像は『WCVB 2021年7月16日付「Goose at Cape Wildlife Center gets visit from mate during emergency surgery」』『Cape Cod Times 2021年7月16日付「Honking good love story: Goose watches over injured mate at Birdsey Cape Wildlife Center」(Merrily Cassidy/Cape Cod Times)(Eric Williams, Cape Cod Times)』『Cape Wildlife Center 2021年7月15日付Facebook「Through sickness and health…here is your feel good story of the day」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)