自身のInstagramストーリーでファンからの質問に答えるセッションを行った。
ひねり技について質問されると「時々どうやってひねるのか、とにかく本当に理解できなくなるの」と答え、今もひねりの技で苦労していることを明かした。そして体操選手が空中で自分の位置が分からなくなり、着地する際に怪我をしてしまう“twisties”と呼ばれる現象について説明した。
「マジで上と下の区別がつかないの。これまでで最もクレイジーな感覚。自分の体を少しもコントロールできないのだから。さらに怖いのは、自分が空中のどこにいるのか分からず、どうやって着地するのか、何に着地するのかも分からないということよ。」
別のファンが「これまでに“twisties”を経験したことがある?」と聞くと、「経験したわ。楽しいことじゃないし、心身が同化していないと、石のように硬くなる」と答え、この問題を解決するために2週間以上かかることもあるとコメントしている。
31日には米体操連盟(USA Gymnastics)が声明を発表し、シモーネ選手が8月1日に出場予定だった跳馬と段違い平行棒の決勝を辞退すると伝えた。医療スタッフと相談した結果の決断であり、2日の床運動と3日の平均台の決勝への出場についても引き続き検討中だという。
画像は『Simone Biles 2021年7月13日付Instagram、2021年7月30日付Instagram「forever thankful to have such an amazing support system by my side」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)