モーギンさんが写ったものと写っていないもの、2枚の集合写真をFacebookに投稿して次のように綴った。
「一方の写真はかわいい中学生のチアリーディングチームの写真です。そしてもう一方は同じポーズで同じメンバーが写っていますが、1人だけ除外された写真になっています。」
この投稿には、ダウン症の家族を抱える人などから「モーギン、あなたは美しいわよ!」「モーギンが写っていないものより写っている写真の方が何倍も素敵だわ」といった声が届いた。
ジョルディンさんはメディアのインタビューに応じ、「チームの女の子たちはモーギンにとても親切にしてくれて、彼女の友人でもありました。最後の思い出の写真にモーギンが除外されていたことは、本当に残念で仕方がありません」と話している。
ちなみにジョルディンさんによると、2年前のイヤーブックでも同じようなことがあり、その時はクラス名簿にモーギンさんの写真が載っていなかったという。のちに同校は今回の件についてミスを認め、『FOX 13』の取材に対してこのように声明を発表した。
「イヤーブックに生徒の写真が掲載されていないことについて、ご家族に謝罪するとともにこの間違いによって気分を害された全ての皆さんに心よりお詫び申し上げます。同校では原因を調査し、改善するように努めてまいります。」
なおジョルディンさんの投稿は、チアリーディングチームのメンバーに脅迫めいた声があがったことから削除したという。
画像は『New York Post 2021年6月17日付「Utah school excludes cheerleader with Down syndrome from yearbook photo」(Shoreline Junior High School)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)