家族から感謝の言葉を受けた後、その場を離れてパトカーに乗り込んだ。
ハバード巡査は運転席に座るとボディーカメラの電源をオフにして今回の出来事を振り返り、頭の中で整理した。すると目から涙がこぼれ落ちてきたという。ハバード巡査は当時をこのように語っている。
「この時、私は声をあげて泣いていました。こんな良い結果になったことがとても嬉しかったんです。ホッとしすぎて肩の力が大きく抜けて泣いてしまいました。でもそれは嬉し涙だったんです。」
実はハバード巡査は以前、自分の娘が同じ状況になり同様の対処をしたことがあったそうで、グラディちゃんの状況を見て何をするべきかすぐに分かったとのことだ。グラディちゃんの父親であるジョー・クロニスターさん(Joe Chronister)は、当時のハバード巡査について「彼は何をすべきか熟知しているようでした」と話しており、「グラディの命を救ってくれて本当にありがとうございます。私たちは本当に感謝しています」と述べた。
なおグラディちゃんの命を救ったハバード巡査には、今月末に勲章が授与される予定とのことだ。
画像は『Mary Bratton Chronister 2021年6月3日付Facebook「Hey peeps, Joe, Katelin and Grady will be on KARK Channel 4 at 6 and FOX-16 at 9 this evening, talking about Gradys near death experience on Saturday and Officer Cody Hubbard, who saved his life.」』『FOX16 2021年6月3日付「‘He saved my baby’s life;’ Pottsville officer saves newborn from choking」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)