膠着状態が続いた。そしてついに我慢の限界に達したグラハムさんは今月18日、樹木医を呼び自分たちの敷地にかかっている部分の枝を全て切り落としてしまったのだ。この結果、丸い形に整えられていた木は右半分がキレイに無くなり、半月状の形になってしまった。
グラハムさんの横暴な手段にバラートさんと妻、2人の娘は怒りを覚えたそうだが「今は少し落ち着きましたね」と話している。
「グラハムさんは自分の敷地にはみ出している部分をカットする権利を持っているとは思いますが、これまで25年間、何の問題もなかったのになぜこんなことをするのか疑問です。本当にキレイな木だったので、このような姿を見るのはとても悲しいですし、こんな結果になってしまったことが非常に残念です。」
そのように述べたバラートさんによると、枝が切り落とされてしまってからは一度もグラハムさんと話していないそうだ。グラハムさんたちもメディア等を通してのコメントは発表していない。
このニュースを見た人からは、「境界線上に木を植えるべきじゃないな」「半分はお隣さんに所有権があるから文句は言えないよね」「どっちの言い分も理解できるから、解決方法が分からないよ」といった意見があがっている。
ちなみにあまりにキレイにカットされてしまったこの木は、地元でちょっとした観光地と化してしまい、多くの人がこの木を見に訪れるという。
画像は『Daily Star 2021年6月24日付「‘Distraught’ family devastated as ‘petty’ neighbour cuts tree in half after bird poo row」(Image: Matthew Lofthouse / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)