ガソリンスタンドは「私たちは看板戦争にガソリンを注ぎ、さらに盛り上げましょう」と商品にちなんだジョークを飛ばし、図書館は「私達も看板戦争に参加したいのですが、今は予約でいっぱいなんです」と、“本”と“予約”の両方を意味する“book”という単語でセンスの良いダジャレを披露した。
この看板戦争を面白いと感じた地元住民のアンソニー・ウッドヤードさん(Anthony Woodyard)は専用のFacebookグループを作り、他の住民が見かけた看板をシェアできるようにした。
するとこのグループは今月28日の時点で2万4千人のメンバーが集まり、複数のメディアでも取り上げられるほど大きな話題を呼んだ。
看板戦争を始めたスーパーシューズも、この反響は予期していなかったようで「何だか看板戦争が急速にエスカレートしているね」と看板でリアクションを見せた。
今回の出来事についてアンソニーさんは「過去にPR活動を経験したことがあるので、広告・宣伝にかかる費用が莫大であることは知っています。広告費をかけずにローカルビジネスを宣伝する良い方法ですよね」と明かした。
さらに「たくさんの人にこのグループに参加し笑ってもらいたいですね。そして似たようなことをそれぞれの地域で楽しみながらやってほしいです。今回のように愉快な方法で、地域の繋がりを強くすることができます。パンデミックの影響で経済にも大きな影響が出ており、今は特に地域の繋がりや地域開発が重要になってくると思いますね」と思いを吐露した。
ちなみに看板戦争は今も続いているようで、新しい看板が出ると見つけた住民がFacebookグループに投稿してシェアしているそうだ。
画像は『CTV News 2021年4月25日付「A ‘sign war’ has erupted in a Virginia town and now the world is watching」(Sarah Carter / Facebook)』『COOL106.3FM – Great Hits & Real Classics 2021年4月23日付Facebook「Can a Sarnia business PLEASE start a friendly “Sign War” like this one currently happening in Christiansburg, Virginia!?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)