海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】骨折したハムスター、針に糸を通すような繊細な手術で無事回復(英)

さらに困難が待ち受けていた。

「問題になったのは、スキの体重が4分の3オンス(約21グラム)しかないことでした。このような場合には静脈内カテーテルを使用するのですが、スキにとっては大きすぎて使えませんでした。そこで獣医界で最も細い針であるインスリン用の注射針を代わりに用いました。」

骨折が明らかになったスキのレントゲン写真(画像は『The Veterinary Health Centre Ltd 2021年2月8日付Facebook「Everyone meet Suki!」』のスクリーンショット)

アンさんが試行錯誤した結果、スキの手術は無事に成功した。飼い主のギルヘルメさんは「小さなスキの手術が成功し、素晴らしいの一言に尽きます」と喜んでおり、麻酔から覚めたスキにご褒美のエサをあげると元気に食べ始めたそうだ。

「手術の後には回復のため、スキを一時的に別の箱に入れていました。治るまでに1か月ほどかかりましたね。その間は回し車など普段遊んでいるものは使えなかったので、退屈しないように別のおもちゃをあげていました。」

「術後、スキは自分の脚を気にするような素振りは全く見せませんでしたが、いつもより元気が無いようでしたね。すっかり治った今では、エサを見せると喜んで駆け寄ってきますよ。」

そう明かすギルヘルメさんは、元気になったスキとの生活を楽しんでいるという。

小さなハムスターの手術が成功し、Facebookユーザーからは「すごい技術だ。優秀で熱心な獣医なんだろうね」「これは素晴らしい。獣医の完璧なスキルが証明されたね」「だから私はここでしか私のペットのネズミを診察に連れてこないのよ!」と称賛の声が寄せられている。

画像は『Mirror 2021年3月9日付「‘Amazing’ vets perform surgery on tiny hamster’s leg before he gets cotton wool cast」(Image: CATERS NEWS AGENCY)』『The Veterinary Health Centre Ltd 2021年2月8日付Facebook「Everyone meet Suki!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

小さなスキの手術には、細心の注意が必要だった(画像は『The Veterinary Health Centre Ltd 2021年2月8日付Facebook「Everyone meet Suki!」』のスクリーンショット)

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